マイホームデザイナーとは?機能・価格・メリットを解説: 買い切り型住宅デザインソフトの特徴とCoohomとの違いCoohom Japan 編集部投稿日 2026年6月30日目次マイホームデザイナーの基本情報2. マイホームデザイナーの特徴・主な機能3. マイホームデザイナーのメリット・デメリット4. マイホームデザイナーの料金プラン5. マイホームデザイナーが向いている人・用途6. Coohomとの違い(比較表)7. マイホームデザイナーとCoohomの使い分けよくある質問(FAQ)まとめマイホームデザイナーは、メガソフト株式会社が提供する買い切り型(Windows)の住宅デザインソフトです。マウス操作による間取り作成から1クリックでの3D立体化、内外装・家具の配置、日当たりや光熱費のシミュレーションまでをパソコン1台で完結でき、施主の家づくり検討から工務店・設計事務所の提案資料づくりまで幅広く使われています。本記事では機能・料金・メリットを客観的に整理したうえで、後半でクラウド型のCoohomとの違いも比較しますマイホームデザイナーの基本情報マイホームデザイナーは、メガソフトが1996年から販売している住宅デザインソフトのシリーズです。同社は1983年にソフトウェアハウスとして創業し、翌1984年に株式会社化、2012年に本社を大阪市北区へ移転した独立系のソフトウェアメーカーで、社名には「より良いソフトウェアを100万(メガ)人に届ける」という意味が込められています。マイホームデザイナーには、家づくりを検討する施主向けの「3Dマイホームデザイナー14」と、工務店・設計事務所向けの業務用「PRO10」「PRO10EX」があります。本記事では業務用のPRO系を中心に、必要に応じて家庭版14にも触れます。シリーズ累計の販売本数は90万本を超えるとされ、対応OSはWindowsに限られます。以下に、製品の基本情報を整理します。save pin(出典:メガソフト公式サイト、2026年時点。価格・仕様は変動するため最新は公式で確認してください)2. マイホームデザイナーの特徴・主な機能住宅やリフォームの提案現場では、平面図だけでは完成後の空間が施主に伝わりにくく、認識のズレが手戻りや成約の遅れにつながりがちです。マイホームデザイナーはこの課題に対して、間取り作成→3D立体化→パース作成という一連の流れを、1台のパソコンで完結できるように設計されています。具体的には、マウスで部屋を並べて間取りを作り、ボタン一つで立体化して3Dパースを確認できます。配置できる建具・家具・住宅設備は5万点以上にのぼり、LIXILやパナソニックなど実在メーカーの製品データを使えるため、仕上がりに近いイメージを共有しやすい点が特徴です。主な機能と、それが応える課題・効果を整理すると次のとおりです。save pin間取りと3Dはどのように連動しますか?部屋や建具・家具を配置してボタン一つで立体化でき、図面と3Dパースを同時並行で作成できます(公式情報)。CADファイルや画像の取り込みにも対応するため、既存の図面資産からの移行もしやすい設計です。打ち合わせの場でその場で修正し、3Dで見せながら合意形成を進めやすくなります。実在メーカーのデータはどこまで使えますか?建具・住宅設備・家具・小物など5万点以上のパーツが用意され、LIXIL・パナソニック・サンゲツなど実在メーカーの製品データも利用できます。実製品に近い見た目で提案できるため、施主が完成後をイメージしやすくなります。ただし一部のパーツデータは、データセンターへの登録や期間経過後の利用料が必要になる場合があります(2026年時点・要公式確認)。AIでパースを生成できますか?マイホームデザイナー本体には、クラウドでのAIパース生成機能は標準搭載されていません。AIによるパース生成は、メガソフトが販売する別製品「ArchiX(アーキエックス)」が担います。ArchiXはアクチュアル株式会社が開発した建築特化のパース生成AIで、マイホームデザイナーだけでなく他社CADの立面図・平面図・3Dパースも取り込めます。後述のとおり別契約のサブスク(クレジット制)である点に注意が必要です。3. マイホームデザイナーのメリット・デメリットマイホームデザイナーの評価は、「インストール型・買い切り」という前提に支えられています。長所と短所はこの前提の表裏でもあるため、優劣としてではなく、自社の運用に合うかどうかの観点で整理することが重要です。まず主なメリットは次のとおりです。•買い切り型のため、月額のランニングコストが発生しない(本体を一度購入すれば継続利用できる)。•インストール型でオフライン動作するため、ネット環境に左右されにくい。•日当たり・収納量・光熱費など、住宅検討に特化したシミュレーションを備える。•国産ソフトで日本語サポート(電話・メール)があり、実在の国内メーカー建材データを使える。口コミでは、初心者でも使いこなせる操作性や、家具・設備を配置してワンタッチで3Dパースを作れる点、その場で提案・修正できる点が評価されています(リフォーム関連メディアのレビュー、2026年時点)。一方で、次のような制約も指摘されています。•対応OSがWindowsに限られ、Mac・ブラウザでは利用できない。•クラウドでのリアルタイム共同編集は不得手で、共有サービス「イエクラウド」は閲覧共有が中心かつ有料・容量制限がある。•AIによるパース生成は本体機能ではなく、別製品ArchiXの追加契約(サブスク)が必要。•最新機能の追加は基本的にバージョンアップ製品の購入による。利用者レビューには、バージョン間の機能差が分かりにくい、サポート対応に不満を感じたという声がある一方、サポートの対応が迅速で良いという声もあり、評価は分かれます(価格比較サイト・通販サイトのレビュー、2026年時点)。4. マイホームデザイナーの料金プランマイホームデザイナーは、本体が買い切り型である点が料金面の大きな特徴です。AIパース生成を使う場合は、別製品ArchiXのサブスク費用が別途かかる、という二層構造になります。主な製品と参考価格を整理します(いずれも2026年時点・税込目安。価格は変動するため最新は公式でご確認ください)。save pinArchiXは年間プランで月額8,250円(AI Visual Studio)から19,800円(ArchiX Complete)まで複数のプランがあり、生成のたびにクレジットを消費するクレジット制です。追加クレジットは1,000クレジット3,000円(税別)で、14日間1,000クレジットの無料体験も用意されています(ArchiX公式、2026年時点)。5. マイホームデザイナーが向いている人・用途ここまでの特徴・料金を踏まえると、マイホームデザイナーは次のような利用者に向いています。まず、家づくりを検討する施主は、家庭版14で間取りや内外装を自分で試しながら、後悔の少ない判断材料を得られます。次に、Windows中心の環境で、月額費用を避けて買い切りで導入したい工務店・設計事務所・リフォーム会社にとって、PRO10/PRO10EXは住宅検討に必要な作図・シミュレーション・提案資料作成を一通りそろえた選択肢になります。特に、オフラインで安定して使いたい、国産メーカーの建材データを活かしたい、日当たりや光熱費などの住宅検討シミュレーションを重視したい、といったニーズと相性が良いといえます。一方で、複数拠点やチームでのクラウド共同作業、Mac環境、AIを使った大量のパース生成を前提とする場合は、次に見るクラウド型ツールも比較対象に入ってきます。6. Coohomとの違い(比較表)マイホームデザイナーは「インストール型・買い切り」を前提とした住宅検討ソフトです。これに対し、近年はクラウド型の3Dデザインソフトという選択肢も広がっています。その一つが、ここで初めて取り上げるCoohomです。Coohom(クーホム)は、Manycore Tech(群核科技)が提供するクラウド型の空間設計・3D可視化ソフトです。同社は2011年に中国・杭州で設立され、2026年4月に香港証券取引所(HKEX、銘柄コード00068.HK)へ上場しています(英語版Wikipediaほか)。Coohomはブラウザで動作し、200以上の国と地域・45,500社超の導入、月間8,630万MAUを公表しています(公式発表値・2026年時点)。両者は競合というより、設計思想と前提が異なるツールです。主な違いを整理します。save pin整理すると、マイホームデザイナーは「自分のWindows端末に入れて、買い切りで、オフライン中心に住宅を検討する」用途に強く、Coohomは「クラウド上で、チームや拠点をまたいで、AIや高速レンダリングを活用して提案を量産する」用途に強い、という役割分担になります。Coohomの料金体系は公式の料金ページで確認でき、無料のBasicから個人向けのPro、設計事務所・工務店向けのElite、メーカー向けの企業プランまで段階的に用意されています(2026年時点・USD表記、為替・改定で変動)。7. マイホームデザイナーとCoohomの使い分けどちらが優れているかではなく、自社の体制と提案スタイルで選ぶのが現実的です。次の観点が判断の目安になります。マイホームデザイナーが向くのは、Windows中心で、月額費用を避けて買い切りで導入したい場合や、オフライン環境での安定動作、国産メーカーの建材データ、日当たり・光熱費などの住宅検討シミュレーションを重視する場合です。一方でCoohomが向くのは、Macを含む複数端末やブラウザで使いたい場合、複数人・複数拠点でリアルタイムに共同編集したい場合、AIによる自動レイアウトや短時間でのレンダリングで提案数を増やしたい場合、そして無料から始めて段階的に有料へ移行したい場合です。Coohomの導入事例はCoohomの導入事例ページで確認できます。両者は二者択一に限らず、作図・住宅検討はマイホームデザイナー、提案の可視化やAI活用・クラウド共有はCoohom、といった併用も選択肢になります。よくある質問(FAQ)Q. マイホームデザイナーは無料で使えますか?本体は買い切りの有料製品で、恒常的な無料版はありません。購入前に試したい場合は、メガソフト公式の体験版やカタログを確認するのが確実です(2026年時点)。Q. マイホームデザイナーはMacで使えますか?いいえ。対応OSはWindowsに限られ、Macやブラウザ単体では動作しません。Mac環境で使いたい場合は、ブラウザで動作するクラウド型のCoohomなどが比較対象になります。Q. AIでパースを自動生成できますか?マイホームデザイナー本体には標準搭載されていません。AIパース生成は別製品のArchiX(アクチュアル開発・メガソフト販売)が担い、別契約のサブスク(クレジット制)が必要です。Q. 買い切りですか、サブスクですか?本体(家庭版14・PRO10・PRO10EX)は買い切りです。ただしAI機能のArchiXはサブスクのため、AIを使う場合は買い切りとサブスクの併用になります。Q. 商用利用はできますか?業務用のPRO10/PRO10EXは、工務店・設計事務所などの提案業務での利用を想定した製品です。具体的なライセンス条件は購入前に公式で確認してください。Q. 家庭版14とPRO版の違いは何ですか?家庭版14は施主が家づくりを検討するための製品で、PRO10/PRO10EXは設計事務所・工務店向けに、より高度な作図・提案・レンダリング機能を備えた業務用製品です。Q. PRO10とPRO10EXの違いは何ですか?PRO10EXはPRO10の機能に加え、折上げ・勾配天井などの造作、2画面リンク(リフォーム前後やA案B案の同時比較)、レンダリングエンジンOptimageなどを搭載した最上位版です。Q. CADデータを取り込めますか?CADファイルや画像の取り込みに対応しており、既存図面からの移行に活用できます。詳細な対応形式は公式の仕様情報で確認してください。Q. クラウドで共有・共同編集できますか?共有サービス「イエクラウド」でスマホ・タブレットへの共有はできますが、有料・容量制限があり、リアルタイムの共同編集は不得手です。クラウド共同作業を重視する場合はCoohomが適しています。Q. オフラインで使えますか?はい。インストール型のためオフラインでも動作し、ネット環境に左右されにくい点がメリットです。Q. CoohomとマイホームデザイナーはどちらがAI・クラウドに強いですか?クラウド常時利用やAI機能の内蔵という点ではCoohomに分があります。Coohomはブラウザ完結でAI Instantや自動レイアウトを内蔵し、リアルタイム共同編集に対応します。一方でマイホームデザイナーは買い切り・オフラインの住宅検討に強みがあります。Q. マイホームデザイナーとCoohomは併用できますか?用途を分ければ併用は可能です。たとえば住宅検討・作図はマイホームデザイナー、提案の可視化やAI活用・クラウド共有はCoohom、といった使い分けが考えられます。まとめマイホームデザイナーは、メガソフトが長年提供してきた買い切り型(Windows)の住宅デザインソフトで、間取り作成から3D立体化、住宅検討シミュレーション、提案資料の作成までを1台で完結できます。オフライン・買い切り・国産建材データといった前提が合う施主・工務店・設計事務所にとって、堅実な選択肢です。一方で、Mac環境やクラウド共同編集、AIを活用した提案の量産を重視するなら、クラウド型のCoohomが比較対象になります。どちらが優れているかではなく、自社の体制・端末環境・提案スタイルに合うかで選ぶのが、投資対効果を高める出発点です。Coohomを試す場合は、まずCoohom公式サイトで無料のBasicプランから機能を体験し、チームや法人での導入を検討する際はCoohomの企業導入相談・お問い合わせをご利用ください。主な出典・参考(2026年時点)・メガソフト公式:3Dデザイナーシリーズ/製品ページ・メガソフト公式:ArchiX(料金・機能)・Coohom公式:料金プラン・Manycore Tech(英語版Wikipedia)・メガソフト(日本語版Wikipedia)※価格・仕様・ユーザー数などの数値は提供各社の公表値で、時点(2026年時点)や為替・改定により変動します。導入判断の際は各社公式サイトで最新情報をご確認ください。理想の空間を即実現COOHOMの3Dシミュでアイデアすぐ形に次世代デザイン、ここに新機能のご利用前に、カスタマーサービスにご確認をお願いします