「AIで部屋を作る」って全部同じ?4つ試して分かったこと
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最近、AIで部屋を作れるサービスが増えていますよね。
写真をアップするだけで、おしゃれな部屋に変えてくれるもの。
間取りから家具を配置して、3Dで完成イメージを確認できるもの。
さらには、実際に販売されている家具を置いて、「買う前に試せる」ものまであります。
SNSでも、AIで作られた理想の部屋を見る機会が増えました。
「こんな部屋に住めたらいいな」
と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
でも、最初は正直こう思っていました。
「結局どれも、AIがそれっぽい部屋の画像を作ってくれるだけじゃない?」
Coohomを初めて使った時も、最初の印象は少し似ていました。
AI Designで数十秒後には部屋が完成。
「すごい。でも、これって他のAIサービスでもできるのでは?」
そう思ったんです。
そこで今回は、実際にRoomGPT / Interior AI、IKEA Kreativ、Planner 5D、そしてCoohomの4つを触ってみました。
使ってみて分かったのは、同じ「AIで部屋を作るサービス」でも、目的がまったく違うということでした。
まずは料金比較。気軽に試せるのはどれ?
最初に気になるのは、やっぱり料金です。
どんなに面白そうでも、試すだけで高い料金が必要だと少し迷いますよね。
今回比較した4つは、そもそもの目的が違うので、料金体系もかなり違いました。
ツール | 料金目安 | できること | 向いている人 | 一言でいうと |
RoomGPT / Interior AI | 無料版あり(一部機能は有料) | 部屋写真から別スタイル画像を生成 | まず雰囲気を見たい人 | 「着替えた部屋を見る」 |
IKEA Kreativ | 無料 | IKEA家具を実際の部屋に配置、商品価格確認 | 家具購入前の確認 | 「試着してから買う」 |
Planner 5D | 無料体験あり(一部機能は有料) | 間取り作成、家具配置、3D空間作成 | 自分で一から作りたい人 | 「部屋づくりゲーム」 |
Coohom | Basic無料、Proトライアルあり | AIレイアウト、家具変更、素材変更、3Dウォーク、レンダリング | 本格的に空間を作りたい人 | 「アイデアを方案にする」 |
※料金やプラン内容は変更される可能性があります。
こう見ると、無料で触れるものは多いです。
ただ、実際に使ってみると「無料だから同じ」というわけではありませんでした。
できることの方向が全然違います。
例えるなら、私の感覚では、
RoomGPTは「髪型を変えた自分を見るアプリ」。
IKEA Kreativは「服を買う前の試着」。
Planner 5Dは「部屋づくりゲーム」。
そしてCoohomは「実際に部屋の計画を進めるための作業場」。
そんな違いでした。
RoomGPT / Interior AI:速!
最初に試したのは、写真をAIで変えるタイプです。
使ってみた第一印象は、
「速い(笑)」
でした。
写真を入れるだけ。
すると、
北欧風。
ホテル風。
モダン風。
など、まったく違う雰囲気の部屋を見ることができます。
これは面白いです。
例えば、
「今の部屋、もう少し落ち着いた感じにしたい」
と思った時、
言葉で考えるより、一瞬でイメージできます。
使っていて、
「なるほど、自分はこういう雰囲気が好きなのか」
と気づくこともありました。

ただ、少し使っていると限界も見えてきます。
きれいな部屋は作れる。
でも、
「このソファはどこで買える?」
「この家具、本当に入る?」
というところまでは分かりません。
例えるなら、
インテリア雑誌を眺める感覚に近いです。
「こんな部屋いいな」
と思うきっかけを作ってくれる。
でも、その先の部屋づくりは自分で考える必要があります。
IKEA Kreativ:これ、試着じゃん(笑)
次に試したのはIKEA Kreativです。

IKEA Kreativを使って、一番最初に思ったことがあります。
「これ、服を買う時の試着と似ているな(笑)」
ということです。
服も、お店で見るだけだと、
「絶対似合う!」
と思って買ったのに、実際に着てみると、
「あれ?思っていた感じと違う」
となることがありますよね。
家具も同じでした。
ネットで見るソファはすごく素敵。
でも、
「家に置いたら大きすぎない?」
「部屋の雰囲気と合う?」
という不安があります。
IKEA Kreativは、その不安を買う前に確認できます。
家具を選ぶ。
部屋に置く。
サイズ感をイメージする。
雰囲気を見る。
さらに便利なのは、価格までそのまま確認できるところです。
「このソファいいな」
と思ったら、
値段を見る。
商品を見る。
そのまま購入を考えられる。
ここは家具販売サービスならではの強みだと思いました。
ただ、逆に言うと目的はかなりはっきりしています。
「この家具を買うかどうか」
を考えるには最高。
でも、
「部屋全体を自由にデザインしたい」
となると少し違います。
Planner 5D:普通にゲーム(笑)
Planner 5Dは、4つの中で一番「遊ぶ」感覚がありました。
壁を作る。
家具を置く。
色を変える。
少しずつ部屋が完成していく。
昔、ゲームで部屋を作って遊んだ感覚に近いです。
Coohomのように完成度の高い提案を見るというより、自分の手で少しずつ作っていく楽しさが強いと感じました。
「ここにソファを置いたらどうかな」
「やっぱりこっちかな」
と試している時間が楽しい。

ただ、自由だからこそ、
「何から始めればいいんだろう」
となることもあります。
完成イメージがある人なら楽しい。
でも、何も決まっていない状態だと迷いやすい。
そんな印象でした。
Coohom:面白いのはここから
最後はCoohomです。
前回の記事でも書きましたが、最初は少し驚きました。
なぜなら、AIで部屋を作って終わりではなかったからです。
Coohomの場合、AI Designで一度部屋を作ったあと、
「ここからどう変えるか」
が本番でした。
ソファを変える。
照明を変える。
壁紙を変える。
家具の位置を調整する。
気付いたら、
「見る」から「考える」
に変わっていました。

ここがRoomGPTとの大きな違いだと思います。
RoomGPTは完成したイメージを見る。
Coohomは、完成までの過程を自分で調整していく。
そんな感じです。
もちろん、IKEA Kreativのように購入前確認という意味では、IKEAの方が便利な部分もあります。
特に価格表示は大きいです。
「気に入った家具を、そのまま買う」
という流れならIKEAの方が分かりやすい。
一方でCoohomの場合、家具の種類は多いですが、すべての商品が実際の販売情報につながっているわけではありません。
「この家具を買う」
より、
「この空間ならどんな家具が合うか」
を考える方向が強いと思いました。
つまり、Coohomはショッピングツールというより、
アイデアを具体的な空間に変えていくための場所。
そこが一番の違いだと感じました。
で、結局どれを使えばいい?
4つ試して思ったのは、
「どれが一番優れているか」
という比較ではないということです。
それぞれ解決している悩みが違いました。
部屋の雰囲気を変えた未来を見るならRoomGPT。
家具購入の失敗を減らしたいならIKEA Kreativ。
自分で理想の部屋を作る楽しさを味わうならPlanner 5D。
そして、考えたアイデアを具体的な空間にしていきたいならCoohom。
私自身、Coohomを使う前は、
「AIが部屋を作ってくれる」
というイメージでした。
でも実際に触ってみると少し違いました。
AIは全部決めてくれるものではなく、
「もっと部屋について考えるきっかけを作ってくれるもの」
なのかもしれません。
そして次に少し気になったことがあります。
AIで作った部屋に置かれている家具。
本当に現実の商品と同じなのか。
サイズ感は?
素材感は?
実際に買える家具を入れて試したらどうなるのか。
次は、ブランド家具を使って、そこを実際に確かめてみたいと思います。
家具選びって、結局買う瞬間よりも、
「買ったあとに後悔しないか」
が一番大事だと思うので(笑)。