活用・機能解説・事例Figma AI・Canva AIで建築の提案・プレゼン資料を作る|3Dパース後の見せ方Hi執筆者Himari公開日2026年9月16日提案・プレゼン資料(以下、プレゼン資料)づくりは、Figma AIやCanva AIのようなツールで、驚くほど速くなりました。ただ、差がつくのはレイアウトの速さではなく、資料に載せる「中身の素材」です。建築・インテリアの提案なら、その中身は、実際の設計に基づく信頼できる空間ビジュアルであるべきです。おすすめの流れは、Coohom/AIHomで3Dパースやプランの比較画像をつくり、それをFigma・Canva・Claude Designのようなツールで、ムードボードやプレゼン資料、SNSに組み立てることです。資料化はAIで速く、中身は信頼できる素材から。この順番が、伝わる提案の芯になります。1. 資料づくりは速くなった。でも「中身の素材」で差がつくプレゼン資料を、AIで一気に組めるようになりました。テキストからスライドの下書きをつくり、テンプレートに沿って体裁を整え、SNS用のサイズにも展開する。ここまでが数分で進みます。作業としては、確かに速い。ただ、施主への提案という場面で本当に効いてくるのは、体裁の美しさより、そこに載っている空間の見え方です。きれいなテンプレートに、寸法の合わないパースや、実在しない家具の画像を貼っても、提案の信頼にはつながりません。逆に、実際の設計に基づいた3Dパースや、案を比べた画像がきちんと入っていれば、多少シンプルな資料でも、話は伝わります。私は、AI時代のプレゼン資料づくりでいちばん大事なのは、レイアウトのAIを使いこなすことより、「中身に何を載せるか」だと考えています。資料化に使えるAIツールと、その中身をどこから用意するかを、順に見ていきます。2. 提案・プレゼン資料づくりに使えるAIツール|Figma AI・Canva AI・Claude Designまず、資料化を助けるAIツールを、役割で整理します。どれが一番ということではなく、自分の作業スタイルに合うものを選ぶ話です。Figma AIは、Figmaの中でAIが下書きや体裁を助けるタイプです。テキストからのデザイン生成やレイアウトの変体づくり、スライド機能などがあり、すでにFigmaで作業しているデザイナーが、編集できる資料を細かく詰めていくのに向いています。Canva AIは、Magic Studioと呼ばれるAI機能群を持ち、豊富なテンプレートとブランドキットで、体裁の整ったプレゼン資料やSNS素材を手早くつくれます。Magic Switchのように、一つの資料を別の形式(たとえばプレゼンからSNSの投稿)へ展開する機能もあり、デザインに慣れていない人でも扱いやすいのが持ち味です。Claude Designは、会話でスライドや一枚もの、資料を生成でき、PDFやPPTX、Canvaへの書き出しに対応します。いずれも、資料の「見た目」を速く整えるための道具です。私の見立てでは、細かく編集して詰めたいならFigma、テンプレートで手早く整えたいならCanva、会話で下書きを一気に出したいならClaude Design、といった向き先の違いがあります。ただ、どれを使っても、次に述べる「中身の素材」が弱ければ、提案は弱いままです。3. 資料の「中身」は、信頼できる空間素材から|Coohom/AIHomプレゼン資料の説得力は、載せる空間ビジュアルの信頼性で決まります。ここを担うのが、Coohomと、そのAIレイヤーであるAIHom(執筆時点でBeta表記)です。Coohomでは、実際の家具・素材・照明を含む編集できる3Dから、パースや360°、案を比べた画像を書き出せます。AIHomは、テキストや間取り図、写真から初期案を3Dで起こし、Coohomの編集へつなぎます。ここで大事なのは、これらが「実際の設計に基づく3Dから出た素材」だという点です。装飾のためにAIが描いた、寸法の裏づけのないイメージ画像とは、意味が違います。同じ空間を複数案で比べた画像や、同じ画角のA/B比較は、施主に「なぜこの案か」を示す材料になります。まずCoohomで家具・素材・照明を確認し、信頼できる素材をつくる。資料に組み立てるのは、その後です。会議メモから固定条件・希望条件・未確認事項を仕分ける進め方は、会議メモから設計条件を整理する方法で詳しく扱っています。4. 3D確認 → 素材づくり → 資料化|実務の流れ役割が分かれていても、作業は一続きです。実務では、次の順で進めると、資料の質が安定します。はじめに、Coohomで3D空間を立ち上げ、家具の寸法や配置、素材、照明を確認します。ここは資料づくりというより、設計の確認です。次に、施主に見せたい視点でパースを書き出し、案を比べるならA/Bの画像や、同じ空間の複数案をそろえます。ここまでが「素材づくり」です。そして最後に、その素材をFigmaやCanva、Claude Designに持ち込み、表紙・コンセプト・平面・パース・比較・仕様といった流れでプレゼン資料に組み立てます。順番を逆にして、先に体裁から入ると、あとで中身の素材が足りずに、見た目だけの資料になりがちです。素材が先、資料化は後。この順番を守るだけで、仕上がりが変わってきます。「寸法や法規といった精度をCAD/BIMに、施主への提案を3Dに、という図面と3D提案の使い分けは、AutoCAD・Jw_cad・BIM系AIの比較とあわせて別記事で整理しています。」5. ムードボード・コンセプトボードをAIで整える提案の入り口でよく使うのが、ムードボードです。色・素材・風格・家具の方向を、一枚に集めて共有します。ここはAIツールと相性がよいところで、CanvaのようなツールならテンプレートやAI機能で、方向性の近い画像を手早く並べられます。ただ、ムードボードでも、載せる素材には気を配りたいところです。参考画像で方向を示すのはよいのですが、それを「この通りに仕上がります」と受け取られると、あとで齟齬が出ます。私は、ムードボードには「方向性の参考」と分かる見せ方をし、実際の空間の見え方はCoohomのパースで別に示す、という使い分けをすすめています。方向を示すムードボードと、実際の設計に基づくパース。この二つを分けておくと、施主との認識のズレを防ぎやすくなります。6. 提案・プレゼン資料、SNSに組み立てる素材がそろったら、プレゼン資料に組み立てます。表紙、コンセプト、平面、パース、案の比較、仕様と進む構成が基本です。Figmaなら細かくレイアウトを詰められますし、Canvaならテンプレートで体裁を手早く整えられます。案を並べる比較のページは、同じ画角のパースをそろえておくと、違いが伝わりやすくなります。SNSや事例紹介に使うなら、Canvaのように一つの資料を投稿用のサイズへ展開できる機能が便利です。ここでも、投稿に使うのは、実際の設計に基づくパースや事例の画像にしておくと、あとで「写真と違う」と言われるリスクを減らせます。資料でもSNSでも、体裁はAIで速く、中身は信頼できる素材から。この一貫した姿勢が、提案とブランドの両方を守ってくれます。7. AIで資料をつくるときの注意最後に、注意点を整理します。AIは資料づくりを速めますが、速さと引き換えに見落としやすいことがあります。一つ目は、AIが生成した装飾的なビジュアルで、実際の設計を誤認させないこと。存在しない家具や、寸法の合わないパースを、あたかも完成イメージのように載せない。二つ目は、資料に載せる寸法・仕様・価格などの数値を正確に保つこと。AIが下書きで補った数字が、そのまま残っていないかを確認します。三つ目は、画面上の色や質感は実物と異なること。資料のパースの色は方向の参考で、最終的な色は実物サンプルとメーカーの品番で確かめます。施主に出す前に、この三点を一度チェックする。資料化のスピードが上がったぶん、事実確認の一手間を省かないことが、かえって信頼につながると考えています。8. よくある質問Q. Figma AIとは何ですか?Figmaに搭載されたAI機能の総称です。テキストからのデザイン生成や、レイアウトの変体づくり、レイヤーの自動整理、開発向けの書き出しなどがあります。すでにFigmaで作業している人が、編集できる資料を細かく詰めていくのに向いています。機能は変わりやすいため、最新の内容は公式で確認してください。Q. Canva AIとは何ですか?Canvaが持つMagic StudioというAI機能群です。豊富なテンプレートとブランドキットで、体裁の整ったプレゼン資料やSNS素材を手早くつくれます。一つの資料を別の形式へ展開する機能もあり、デザインに慣れていない人でも扱いやすいのが特徴です。プレゼン資料やSNS投稿づくりに向いています。Q. Claude Designは建築の提案資料づくりに使えますか?会話でスライドや一枚もの、資料を生成でき、PDFやPPTX、Canvaへの書き出しに対応するので、資料の下書きづくりには使えます。ただし、Claude Designはデザインや資料づくりのための機能で、寸法・法規といった設計そのものを扱うものではありません。中身の空間ビジュアルは、Coohomのような3Dツールで用意した信頼できる素材を使うのがおすすめです。Q. ムードボードはAIで作れますか?作れます。Canvaのようなツールなら、テンプレートやAI機能で、色・素材・風格・家具の方向を一枚に手早く並べられます。ただし、ムードボードは「方向性の参考」と分かる見せ方にし、実際の空間の見え方はCoohomのパースで別に示すと、施主との認識のズレを防げます。Q. AIで作った資料の画像を、そのまま施主提案に使ってよいですか?装飾的な生成画像を、実際の完成イメージとして使うのは避けてください。存在しない家具や、寸法の合わないパースは、後で齟齬のもとになります。資料に載せる空間ビジュアルは、実際の設計に基づくCoohomのパースやA/B比較を使い、寸法・仕様は正確に保ってから提案に進めます。Q. Coohomのパースは、そのまま資料の素材にできますか?はい。Coohomで書き出したパースや360°、案を比べた画像は、そのままFigmaやCanva、Claude Designに読み込んで、プレゼン資料やSNS素材に組み立てられます。実際の3Dから出た素材なので、装飾用の生成画像より、提案の信頼につながります。Q. FigmaとCanva、どちらで資料を作ればよいですか?作業スタイルで選ぶのがおすすめです。細かくレイアウトを詰めたい、チームで編集したいならFigma、テンプレートで手早く整えたい、SNSへも展開したいならCanvaが向いています。どちらを使っても、中身の素材はCoohomのような信頼できるソースからそろえる、という点は変わりません。Q. AIで資料を作ると、デザインの知識がなくても大丈夫ですか?体裁を整えるところは、テンプレートやAIが助けてくれるので、以前より始めやすくなっています。ただし、何をどの順で見せるか、どの素材が信頼できるか、といった判断は人が持つ必要があります。資料化はAI、構成と中身の判断は自分、という分担で考えると進めやすいです。Q. SNS用の投稿素材もAIで作れますか?作れます。Canvaのように、一つの資料を投稿用のサイズへ展開できる機能を使うと便利です。使う画像は、実際の設計に基づくパースや事例の画像にしておくと、後で「写真と違う」と言われるリスクを減らせます。Q. まず何から始めればよいですか?先に、Coohomで見せたい空間のパースを1〜2枚、案を比べるならA/Bの画像をそろえてください。その素材ができてから、CanvaやFigma、Claude Designで表紙とコンセプト、パースを並べた1〜2ページを組むと、伝わる提案の骨格ができます。素材が先、資料化は後、が迷わないコツです。まとめFigma AI・Canva AI・Claude Designは、建築の提案・プレゼン資料づくりを大きく速めてくれます。ただ、提案の説得力を決めるのは、レイアウトの速さより、資料に載せる空間ビジュアルの信頼性です。実際の設計に基づく素材は、Coohom/AIHomの3Dパースや案の比較から用意し、それをレイアウトツールでムードボードやプレゼン資料、SNSに組み立てる。素材が先、資料化は後。そして、装飾で設計を誤認させない、数値と仕様は正確に、画面の色は実物で確かめる。この一手間を省かないことが、AI時代の資料でも信頼を守ります。まずは、Coohom/AIHomで見せたいパースを数枚そろえるところから始めてみてください。出典Sketchto「Claude Design vs Figma AI vs Canva AI 2.0: 2026 Review」https://www.sketchto.com/posts/product-reviews/claude-design-vs-figma-ai-vs-canva-ai-2 Sentisight「Claude Design vs Figma and Canva: 2026 Comparison」https://www.sentisight.ai/how-similar-is-claude-design-to-figma-and-canva/ (2026-09参照)Magic Patterns「Claude Design vs Figma Make」https://www.magicpatterns.com/blog/claude-design-vs-figma-make (2026-09参照)Coohom AIHom(AIによる住宅・インテリア設計、Beta) https://www.coohom.com/interior-ai-apply (2026-09参照)Coohom https://www.coohom.com/jp
提案・プレゼン資料(以下、プレゼン資料)づくりは、Figma AIやCanva AIのようなツールで、驚くほど速くなりました。ただ、差がつくのはレイアウトの速さではなく、資料に載せる「中身の素材」です。建築・インテリアの提案なら、その中身は、実際の設計に基づく信頼できる空間ビジュアルであるべきです。おすすめの流れは、Coohom/AIHomで3Dパースやプランの比較画像をつくり、それをFigma・Canva・Claude Designのようなツールで、ムードボードやプレゼン資料、SNSに組み立てることです。資料化はAIで速く、中身は信頼できる素材から。この順番が、伝わる提案の芯になります。1. 資料づくりは速くなった。でも「中身の素材」で差がつくプレゼン資料を、AIで一気に組めるようになりました。テキストからスライドの下書きをつくり、テンプレートに沿って体裁を整え、SNS用のサイズにも展開する。ここまでが数分で進みます。作業としては、確かに速い。ただ、施主への提案という場面で本当に効いてくるのは、体裁の美しさより、そこに載っている空間の見え方です。きれいなテンプレートに、寸法の合わないパースや、実在しない家具の画像を貼っても、提案の信頼にはつながりません。逆に、実際の設計に基づいた3Dパースや、案を比べた画像がきちんと入っていれば、多少シンプルな資料でも、話は伝わります。私は、AI時代のプレゼン資料づくりでいちばん大事なのは、レイアウトのAIを使いこなすことより、「中身に何を載せるか」だと考えています。資料化に使えるAIツールと、その中身をどこから用意するかを、順に見ていきます。2. 提案・プレゼン資料づくりに使えるAIツール|Figma AI・Canva AI・Claude Designまず、資料化を助けるAIツールを、役割で整理します。どれが一番ということではなく、自分の作業スタイルに合うものを選ぶ話です。Figma AIは、Figmaの中でAIが下書きや体裁を助けるタイプです。テキストからのデザイン生成やレイアウトの変体づくり、スライド機能などがあり、すでにFigmaで作業しているデザイナーが、編集できる資料を細かく詰めていくのに向いています。Canva AIは、Magic Studioと呼ばれるAI機能群を持ち、豊富なテンプレートとブランドキットで、体裁の整ったプレゼン資料やSNS素材を手早くつくれます。Magic Switchのように、一つの資料を別の形式(たとえばプレゼンからSNSの投稿)へ展開する機能もあり、デザインに慣れていない人でも扱いやすいのが持ち味です。Claude Designは、会話でスライドや一枚もの、資料を生成でき、PDFやPPTX、Canvaへの書き出しに対応します。いずれも、資料の「見た目」を速く整えるための道具です。私の見立てでは、細かく編集して詰めたいならFigma、テンプレートで手早く整えたいならCanva、会話で下書きを一気に出したいならClaude Design、といった向き先の違いがあります。ただ、どれを使っても、次に述べる「中身の素材」が弱ければ、提案は弱いままです。3. 資料の「中身」は、信頼できる空間素材から|Coohom/AIHomプレゼン資料の説得力は、載せる空間ビジュアルの信頼性で決まります。ここを担うのが、Coohomと、そのAIレイヤーであるAIHom(執筆時点でBeta表記)です。Coohomでは、実際の家具・素材・照明を含む編集できる3Dから、パースや360°、案を比べた画像を書き出せます。AIHomは、テキストや間取り図、写真から初期案を3Dで起こし、Coohomの編集へつなぎます。ここで大事なのは、これらが「実際の設計に基づく3Dから出た素材」だという点です。装飾のためにAIが描いた、寸法の裏づけのないイメージ画像とは、意味が違います。同じ空間を複数案で比べた画像や、同じ画角のA/B比較は、施主に「なぜこの案か」を示す材料になります。まずCoohomで家具・素材・照明を確認し、信頼できる素材をつくる。資料に組み立てるのは、その後です。会議メモから固定条件・希望条件・未確認事項を仕分ける進め方は、会議メモから設計条件を整理する方法で詳しく扱っています。4. 3D確認 → 素材づくり → 資料化|実務の流れ役割が分かれていても、作業は一続きです。実務では、次の順で進めると、資料の質が安定します。はじめに、Coohomで3D空間を立ち上げ、家具の寸法や配置、素材、照明を確認します。ここは資料づくりというより、設計の確認です。次に、施主に見せたい視点でパースを書き出し、案を比べるならA/Bの画像や、同じ空間の複数案をそろえます。ここまでが「素材づくり」です。そして最後に、その素材をFigmaやCanva、Claude Designに持ち込み、表紙・コンセプト・平面・パース・比較・仕様といった流れでプレゼン資料に組み立てます。順番を逆にして、先に体裁から入ると、あとで中身の素材が足りずに、見た目だけの資料になりがちです。素材が先、資料化は後。この順番を守るだけで、仕上がりが変わってきます。「寸法や法規といった精度をCAD/BIMに、施主への提案を3Dに、という図面と3D提案の使い分けは、AutoCAD・Jw_cad・BIM系AIの比較とあわせて別記事で整理しています。」5. ムードボード・コンセプトボードをAIで整える提案の入り口でよく使うのが、ムードボードです。色・素材・風格・家具の方向を、一枚に集めて共有します。ここはAIツールと相性がよいところで、CanvaのようなツールならテンプレートやAI機能で、方向性の近い画像を手早く並べられます。ただ、ムードボードでも、載せる素材には気を配りたいところです。参考画像で方向を示すのはよいのですが、それを「この通りに仕上がります」と受け取られると、あとで齟齬が出ます。私は、ムードボードには「方向性の参考」と分かる見せ方をし、実際の空間の見え方はCoohomのパースで別に示す、という使い分けをすすめています。方向を示すムードボードと、実際の設計に基づくパース。この二つを分けておくと、施主との認識のズレを防ぎやすくなります。6. 提案・プレゼン資料、SNSに組み立てる素材がそろったら、プレゼン資料に組み立てます。表紙、コンセプト、平面、パース、案の比較、仕様と進む構成が基本です。Figmaなら細かくレイアウトを詰められますし、Canvaならテンプレートで体裁を手早く整えられます。案を並べる比較のページは、同じ画角のパースをそろえておくと、違いが伝わりやすくなります。SNSや事例紹介に使うなら、Canvaのように一つの資料を投稿用のサイズへ展開できる機能が便利です。ここでも、投稿に使うのは、実際の設計に基づくパースや事例の画像にしておくと、あとで「写真と違う」と言われるリスクを減らせます。資料でもSNSでも、体裁はAIで速く、中身は信頼できる素材から。この一貫した姿勢が、提案とブランドの両方を守ってくれます。7. AIで資料をつくるときの注意最後に、注意点を整理します。AIは資料づくりを速めますが、速さと引き換えに見落としやすいことがあります。一つ目は、AIが生成した装飾的なビジュアルで、実際の設計を誤認させないこと。存在しない家具や、寸法の合わないパースを、あたかも完成イメージのように載せない。二つ目は、資料に載せる寸法・仕様・価格などの数値を正確に保つこと。AIが下書きで補った数字が、そのまま残っていないかを確認します。三つ目は、画面上の色や質感は実物と異なること。資料のパースの色は方向の参考で、最終的な色は実物サンプルとメーカーの品番で確かめます。施主に出す前に、この三点を一度チェックする。資料化のスピードが上がったぶん、事実確認の一手間を省かないことが、かえって信頼につながると考えています。8. よくある質問Q. Figma AIとは何ですか?Figmaに搭載されたAI機能の総称です。テキストからのデザイン生成や、レイアウトの変体づくり、レイヤーの自動整理、開発向けの書き出しなどがあります。すでにFigmaで作業している人が、編集できる資料を細かく詰めていくのに向いています。機能は変わりやすいため、最新の内容は公式で確認してください。Q. Canva AIとは何ですか?Canvaが持つMagic StudioというAI機能群です。豊富なテンプレートとブランドキットで、体裁の整ったプレゼン資料やSNS素材を手早くつくれます。一つの資料を別の形式へ展開する機能もあり、デザインに慣れていない人でも扱いやすいのが特徴です。プレゼン資料やSNS投稿づくりに向いています。Q. Claude Designは建築の提案資料づくりに使えますか?会話でスライドや一枚もの、資料を生成でき、PDFやPPTX、Canvaへの書き出しに対応するので、資料の下書きづくりには使えます。ただし、Claude Designはデザインや資料づくりのための機能で、寸法・法規といった設計そのものを扱うものではありません。中身の空間ビジュアルは、Coohomのような3Dツールで用意した信頼できる素材を使うのがおすすめです。Q. ムードボードはAIで作れますか?作れます。Canvaのようなツールなら、テンプレートやAI機能で、色・素材・風格・家具の方向を一枚に手早く並べられます。ただし、ムードボードは「方向性の参考」と分かる見せ方にし、実際の空間の見え方はCoohomのパースで別に示すと、施主との認識のズレを防げます。Q. AIで作った資料の画像を、そのまま施主提案に使ってよいですか?装飾的な生成画像を、実際の完成イメージとして使うのは避けてください。存在しない家具や、寸法の合わないパースは、後で齟齬のもとになります。資料に載せる空間ビジュアルは、実際の設計に基づくCoohomのパースやA/B比較を使い、寸法・仕様は正確に保ってから提案に進めます。Q. Coohomのパースは、そのまま資料の素材にできますか?はい。Coohomで書き出したパースや360°、案を比べた画像は、そのままFigmaやCanva、Claude Designに読み込んで、プレゼン資料やSNS素材に組み立てられます。実際の3Dから出た素材なので、装飾用の生成画像より、提案の信頼につながります。Q. FigmaとCanva、どちらで資料を作ればよいですか?作業スタイルで選ぶのがおすすめです。細かくレイアウトを詰めたい、チームで編集したいならFigma、テンプレートで手早く整えたい、SNSへも展開したいならCanvaが向いています。どちらを使っても、中身の素材はCoohomのような信頼できるソースからそろえる、という点は変わりません。Q. AIで資料を作ると、デザインの知識がなくても大丈夫ですか?体裁を整えるところは、テンプレートやAIが助けてくれるので、以前より始めやすくなっています。ただし、何をどの順で見せるか、どの素材が信頼できるか、といった判断は人が持つ必要があります。資料化はAI、構成と中身の判断は自分、という分担で考えると進めやすいです。Q. SNS用の投稿素材もAIで作れますか?作れます。Canvaのように、一つの資料を投稿用のサイズへ展開できる機能を使うと便利です。使う画像は、実際の設計に基づくパースや事例の画像にしておくと、後で「写真と違う」と言われるリスクを減らせます。Q. まず何から始めればよいですか?先に、Coohomで見せたい空間のパースを1〜2枚、案を比べるならA/Bの画像をそろえてください。その素材ができてから、CanvaやFigma、Claude Designで表紙とコンセプト、パースを並べた1〜2ページを組むと、伝わる提案の骨格ができます。素材が先、資料化は後、が迷わないコツです。まとめFigma AI・Canva AI・Claude Designは、建築の提案・プレゼン資料づくりを大きく速めてくれます。ただ、提案の説得力を決めるのは、レイアウトの速さより、資料に載せる空間ビジュアルの信頼性です。実際の設計に基づく素材は、Coohom/AIHomの3Dパースや案の比較から用意し、それをレイアウトツールでムードボードやプレゼン資料、SNSに組み立てる。素材が先、資料化は後。そして、装飾で設計を誤認させない、数値と仕様は正確に、画面の色は実物で確かめる。この一手間を省かないことが、AI時代の資料でも信頼を守ります。まずは、Coohom/AIHomで見せたいパースを数枚そろえるところから始めてみてください。出典Sketchto「Claude Design vs Figma AI vs Canva AI 2.0: 2026 Review」https://www.sketchto.com/posts/product-reviews/claude-design-vs-figma-ai-vs-canva-ai-2 Sentisight「Claude Design vs Figma and Canva: 2026 Comparison」https://www.sentisight.ai/how-similar-is-claude-design-to-figma-and-canva/ (2026-09参照)Magic Patterns「Claude Design vs Figma Make」https://www.magicpatterns.com/blog/claude-design-vs-figma-make (2026-09参照)Coohom AIHom(AIによる住宅・インテリア設計、Beta) https://www.coohom.com/interior-ai-apply (2026-09参照)Coohom https://www.coohom.com/jp
インテリア・デザイン2026年7月30日Claudeで3D設計はどこまで変わるのか:MCPとAIHomの違いから考えるこれからの設計ワークフローClaudeのMCP対応Blender・SketchUp ConnectorとCoohom AIHomを比較。既存モデル操作、初期3D案、家具配置、レンダリングを通じ、AIを設計ワークフローのどこに組み込むべきかを実務視点で解説します。
ソフト別解説・使い方2026年9月11日AIインテリアデザインツールの使い方:ChatGPT・Claudeで考えた部屋を、編集できる3Dで確かめるまでAIインテリアデザインツールは、部屋のイメージづくりには便利ですが、そのままでは提案に使いにくい面もあります。ChatGPT・Claudeなど汎用AIの得意・不得意を整理し、AIで出した案を家具・色・照明のある編集可能な3D(Coohom/AIHom)で確認・調整する流れを解説します。
活用・機能解説・事例2026年8月9日AI建築デザインとは: パース・間取り提案と設計業務効率化の実務ガイドAI建築デザインは設計業務のどこまで実用化しているのか。AIパースの問題点と、CAD・BIM、3D可視化、生成AI画像の違いを整理。Coohom AIHomを使った間取り認識、家具配置、レンダリング、提案・合意形成の流れを実務視点で解説します。