ソフト別解説・使い方

間取り作成ソフトの選び方|無料ツールと3D提案まで比較

公開日

家づくりやリフォームでは、最初に「どんな間取りにするか」で手が止まりやすくなります。紙に描けば部屋の配置は見えます。けれど、家具を置いたときの通路幅、収納の使いやすさ、窓から入る光、完成後の圧迫感までは判断しにくいものです。

そこで候補になるのが、間取り作成ソフトです。

今は、PCに入れて使うソフトだけではありません。ブラウザで使えるサイト、スマホアプリ、Macでも使いやすいクラウド型、2D図面から3D表示へ切り替えられるツールもあります。

選ぶときは、無料か有料かだけで比べないほうが確実です。

保存できるか。画像やPDFで出力できるか。3Dで見られるか。家族や施主に共有できるか。業務で使うなら、商用利用や出力品質も確認が必要です。

この記事では、間取り作成ソフトを選ぶための比較軸を整理します。個人の家づくり検討と、リフォーム会社・インテリアコーディネーターの提案業務を分けて考えます。

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間取り作成ソフトを選ぶときは、平面図だけでなく3Dで完成後の空間を確認できるかも見ておきます。


まず確認したい比較軸

間取り作成ソフトは、目的から逆算すると選びやすくなります。

比較軸

確認すること

向いている使いかた

無料範囲

保存、出力、3D表示、透かし、商用利用

まず操作感を試す

対応端末

PC、Mac、スマホ、タブレット

作成はPC、確認はスマホで共有

2D/3D

平面図だけか、3D表示までできるか

家具配置や完成イメージの確認

利用形態

ブラウザ型か、インストール型か

Mac利用、複数端末、チーム共有

共有機能

URL共有、画像出力、権限管理

家族相談、施主説明、社内確認

業務利用

商用利用、出力品質、案件管理

提案資料、顧客共有、修正対応

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無料範囲、対応端末、2D/3D、共有、業務利用を分けると、目的に合うツールを選びやすくなります。


家族で間取りを考える段階なら、操作のわかりやすさと3D確認のしやすさを優先できます。一方、業務で使う場合は、作った図面やパースを提案資料として使えるかを見ます。料金、無料範囲、商用利用、出力条件は、利用前に公式情報で確認してください。


間取り作成ソフトの比較表

間取り作成ソフトは、無料か有料かだけでなく、端末、3D対応、共有、業務利用まで横並びで見ます。

種類

向いている人

強み

注意点

ブラウザ型

Macユーザー、複数端末で使う人、チーム利用

インストール不要。URL共有やクラウド保存と相性がよい

推奨ブラウザ、ネット環境、アカウント登録を確認する

インストール型

ローカル環境で細かく作業したい人

既存制作環境に組み込みやすい

対応OS、PC性能、データ共有を確認する

スマホアプリ

家族相談、外出先での確認

手軽に試せる。確認や共有に使いやすい

細かな作図や提案資料作成には向かないことがある

2D中心ツール

部屋配置や寸法を整理したい人

間取りの基本検討に使いやすい

家具の圧迫感や素材感は伝わりにくい

3D対応ツール

完成イメージを見せたい人

家具配置、動線、素材感を確認しやすい

表現品質、出力形式、商用利用を確認する

業務向けツール

リフォーム会社、IC、工務店

提案資料、顧客共有、修正対応に使いやすい

料金、権限、案件管理、出力品質を確認する


代表的な間取り作成ソフトの例

間取り作成ソフトを探す読者は、具体的なソフト名も知りたいはずです。

ただし、すべてのツールを同じ土俵でランキングする必要はありません。ブラウザ型、スマホアプリ、無料で試しやすいソフト、プロ向けツールでは、得意な用途が違うためです。

代表例は、用途別に整理します。料金、無料範囲、商用利用、対応OSは変わるため、利用前に各公式情報で確認します。

種類

代表例

見るべきポイント

ブラウザ型・クラウド型3Dツール

Coohom, Floorplanner, Homestyler, Planner 5D, HomeByMe, RoomSketcher

インストール不要か、2D/3Dを切り替えられるか、共有しやすいか

PCで使う無料・低コスト系ツール

Sweet Home 3D, せっけい倶楽部, マイホームクラウド

無料範囲、保存、出力、商用利用、更新状況

スマホ・計測アプリ

magicplan, 間取りTouch+

現地計測、外出先での確認、細かな作図のしやすさ

プロ向け3D/CAD・住宅設計ツール

SketchUp, 3Dマイホームデザイナー, ARCHITREND ZERO, Chief Architect

図面精度、3D表現、習得コスト、既存業務との相性

AI・不動産図面作成系

いえらぶAI間取り, AI間取り作成系ツール

初期案作成、図面作成支援、確認・修正の必要性

この表は、優劣を決めるランキングではありません。

個人で家づくりを検討するなら、操作のわかりやすさと無料範囲が大切です。リフォーム会社やインテリアコーディネーターが提案に使うなら、3D表示、パース、共有、商用利用を重視します。

  • Coohomは、ブラウザで間取り作成から3D表示、家具配置、パース、共有まで進めたい場合の候補です。CADやBIMをすべて置き換えるものではなく、提案・可視化・共有の工程で見ると位置づけが明確になります。
  • 引っ越し前に家具が入るか確認したい人は、家具配置と通路幅を重視します。
  • リフォーム提案で使う人は、Before/After、3Dパース、共有リンクを見ます。
  • インテリアコーディネーターや家具販売の接客では、家具・素材を入れた3D案を短時間で見せられるかが判断材料になります。

家具配置や動線確認が主な目的なら、部屋レイアウトシミュレーション もあわせて見ると整理しやすくなります。


間取り作成ソフトとは

間取り作成ソフトは、部屋・壁・ドア・窓・収納・家具を配置し、住まいや室内空間を検討するためのツールです。

個人にとっては、家づくりやリフォームのイメージを整理する道具です。家族との相談にも使えます。

プロにとっては、施主やクライアントに完成イメージを伝える提案ツールになります。とくにリフォームやインテリア提案では、平面図だけでは伝わりにくい部分を補えます。

ただし、検討用の間取りと、建築確認申請や施工に使う正式図面は目的が違います。業務で使う場合は、既存CADや設計フローとの役割を分けて考えます。


無料ツールで見落としやすいこと

無料で試せるツールは、導入前の比較に便利です。

ただ、無料範囲はツールごとに異なります。会員登録が必要なもの、保存件数に上限があるもの、出力画像に透かしが入るもの、商用利用の条件が分かれるものがあります。

項目

見るべきポイント

保存

案件数、複数案、クラウド保存

出力

画像、PDF、印刷、高解像度、透かし

3D表示

簡易3Dか、家具・素材まで確認できるか

共有

URL共有、画像共有、権限設定

業務利用

商用利用、提案資料への利用条件

無料ツールは「試す」入口になります。業務で使うなら、無料でどこまでできるかより、提案に必要な品質を安定して出せるかを見ます。


PC・スマホ・Macの使い分け

PCは、壁や寸法を細かく調整する作業に使いやすい端末です。画面が広いため、間取り全体と家具配置を同時に見やすいからです。

スマホは、作成よりも確認や共有で使いやすい端末です。外出先で家族やクライアントに見せる用途なら便利です。

Macで使う場合は、対応OSを先に確認してください。インストール型はWindows中心の製品もあります。Macユーザーは、ブラウザ型やクラウド型を候補に入れると選択肢が広がります。

Mac環境を軸に比較する場合は、間取りソフトMac で対応OSとブラウザ型の違いを確認できます。


2Dと3Dは役割が違う

2D間取りは、部屋の配置や寸法、収納、動線を整理する場面で使います。

3D間取りでは、高さ、奥行き、家具の圧迫感、床や壁の素材感を確認できます。

リフォーム提案では、3D表示の価値が大きくなります。既存空間がどう変わるのかを、施主が具体的に想像しやすくなるためです。

種類

得意なこと

注意点

2D間取り

寸法、配置、収納、動線の整理

完成後の印象は伝わりにくい

3D間取り

奥行き、家具の圧迫感、素材感

表現品質はツールで差が出る

パース・VR

施主説明、提案資料、共有

出力条件と商用利用を確認する

手元の平面図を立体で確認したい場合は、間取り図3D化 の考え方が参考になります。提案用のパースまで作りたい場合は、3Dパースソフト無料 の無料範囲と商用利用条件も確認しておきます。


ブラウザ型とインストール型

ブラウザ型は、ダウンロードせずに使える点が強みです。MacやWindowsが混在する環境でも共有しやすく、リモートで確認する場合にも使いやすくなります。

インストール型は、ローカル環境で作業しやすい点が利点です。詳細作業や既存の制作環境を重視する人には候補になります。

どちらが優れているかではありません。複数人で見せるなら共有性、細かな制作環境を重視するなら対応OSやPC性能を確認します。

インストールせずに使う方法を中心に探す場合は、間取り図作成サイト の選び方も参考になります。


個人利用と業務利用で確認すること

個人利用では、操作のわかりやすさ、無料範囲、家族への共有を見ます。

業務利用では、見るべき項目が増えます。

利用シーン

確認ポイント

施主提案

3D表示、パース出力、共有リンク、修正対応

インテリア提案

家具・素材ライブラリ、色違い比較

リフォーム営業

Before/After、既存図面の活用

工務店・住宅会社

住宅プレゼン、出力形式、社内共有

チーム利用

権限、案件管理、データ共有

プロの提案では、きれいな画像を出せるだけでは足りません。修正依頼に早く対応できるか、同じ資料をチームで確認できるかも大切です。

リフォーム営業で3D提案を使う場合は、リフォーム提案3D でBefore/Afterや施主共有の流れを確認できます。


Coohomが合いやすいケース

Coohomは、間取り作成から3D表示、家具配置、パース、共有までを一つの流れで扱いたい場合に検討しやすいクラウド型ツールです。

公式ページでは、ブラウザで使える3D間取り作成、2D/3D間取り、図面アップロード、3D化、家具・素材の配置、パノラマVR、共有などが訴求されています。


Coohom公式情報から確認できること

利用前に公式ページで確認する前提で、記事内では次の範囲までを事実として扱えます。

公式事実

記事での使いかた

出典メモ

ブラウザで使えるクラウド型ツール

Macユーザーや複数端末利用の説明に使う

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2D/3D間取り作成

2Dで整理し、3Dで完成イメージを見る流れに使う

free-floor-planner, 2d-floor-planner

間取り図画像やPDFのアップロード、AI認識

手元の図面を3D化する場面に使う

ai-home-design

家具・素材配置

引っ越し前、家具販売、IC提案の場面に使う

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パース、パノラマVR、共有

リフォーム提案や顧客説明に使う

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Basic/無料プラン

無料で試せる入口として使う

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Coohomでは、間取りを作成したあと、3D表示で完成イメージを確認する流れを作れます。


Basic/無料プランを紹介する場合も、出力品質、透かし、商用利用、有料モデル、プロジェクト数は公式情報で確認します。

たとえば、次のような用途と相性があります。

  • ブラウザで間取り作成を始めたい。
  • 2D間取りから3D表示まで確認したい。
  • 家具や素材を配置して完成イメージを見たい。
  • 家族、施主、クライアントに共有したい。
  • MacとWindowsが混在する環境で提案準備を進めたい。


Coohomを検討するときも、料金、無料範囲、商用利用、対応OS、出力形式は公式情報で確認してください。

また、CoohomはCADやBIM、施工管理を全面的に置き換えるものではありません。間取り作成・3D可視化・インテリアパース・顧客共有をつなぐ提案ワークフローとして見ると、役割がはっきりします。


選ぶ前に決めておきたいこと

最後に、どの機能を重視するかを決めておきます。

家族で相談するための間取り作成なのか。リフォーム提案で完成イメージを見せるためなのか。インテリア提案で家具や素材まで比較するためなのか。

目的が決まると、無料範囲、対応端末、3D表示、共有機能、商用利用のどれを優先すべきかが見えてきます。


個人利用と業務利用で分ける判断軸

間取り作成ソフトは、個人の検討と業務提案で見るポイントが変わります。

個人利用では、操作のわかりやすさ、無料範囲、家族との共有が中心です。業務利用では、出力品質、商用利用、修正対応、顧客共有、チーム利用まで確認します。

利用目的

優先すること

見落としやすいこと

Coohomを見るポイント

家族で間取りを考える

2D作図、3D確認、共有

保存件数、登録要否

Basicで操作感を試す

引っ越し前に家具を確認する

家具サイズ、通路幅、3D表示

搬入経路、建具寸法

家具配置と3D表示を確認

リフォーム提案に使う

Before/After、素材比較、共有

施工条件、見積との分担

パースと共有機能を見る

IC・家具販売で使う

家具・素材提案、顧客説明

商用利用、出力品質

Pro/Eliteの出力条件を確認

Coohomは、まずBasicで操作感を見て、業務で使う段階でPro/Eliteの出力条件を確認する流れが現実的です。価格そのものよりも、透かし、商用利用、レンダリング品質、チーム利用のどこが必要かを先に決めます。

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目的別の選択マトリクス

迷ったら、次の表で自分の目的に近い列から選びます。

目的

優先する機能

Coohomを検討しやすい条件

確認すべき注意点

引っ越し前に家具が入るか見たい

家具配置、寸法、通路幅、3D確認

部屋を再現し、家具を置いて圧迫感を見たい

実際の搬入経路、階段、エレベーターは別確認

手元の間取り図を3D化したい

図面アップロード、AI認識、2D/3D変換

PDFや画像から3D案を作りたい

認識精度、修正作業、対応形式を確認

Macで間取りを作りたい

ブラウザ型、クラウド保存、共有

インストールせず3D案を作りたい

推奨ブラウザと動作環境を確認

リフォーム提案に使いたい

Before/After、パース、共有リンク

施主に完成イメージを見せたい

施工条件、法規、見積もりは別確認

IC・家具販売で使いたい

家具・素材配置、3Dパース、顧客共有

顧客にその場でイメージを見せたい

商用利用、出力品質、案件管理を確認

無料で試したい

Basic/無料プラン、標準画質、家具配置

操作感や3D表示をまず試したい

透かし、出力、商用利用、無料範囲を確認

2D間取り図から3D化

手元の間取り図を使う場合は、アップロード後の認識精度と修正のしやすさを確認します。


Coohomのプランをどう見るか

Coohomのプランは、間取り作成ソフトを「試す」のか、「顧客提案に使う」のかで見方が変わります。

プラン

向く使いかた

記事で伝える判断ポイント

Basic

個人の体験、学習、少数プランの作成

無料で始められる。間取り作成、家具配置、制限付きレンダリングを試せる。透かしとプロジェクト数の制限は確認する。

Pro

個人事業主、IC、家具販売、リフォーム提案

透かしなし、商用利用、4Kレンダリング、8Kパノラマ、動画出力を確認する。

Elite

チームで提案する事務所、複数人で素材や案件を扱う組織

共有編集、共有素材、施工図ダウンロード、高品質レンダリングの上限を確認する。

2026年7月時点の日本オンライン向け個人版は、Basic無料、Pro月額5,400円・年額54,000円、Elite月額12,000円・年額120,000円です。公開前には、公式料金ページで表示を再確認します。


目的別チェックリスト

  • 個人検討か、業務提案かを先に分ける。
  • 無料範囲で、保存、出力、共有、3D表示を確認する。
  • 家具配置を使う場合は、通路幅、収納扉、搬入経路を別に確認する。
  • リフォームやIC提案では、画像品質、商用利用、共有リンクを確認する。
  • Mac/Windows混在の場合は、ブラウザ型とクラウド保存を優先して確認する。
  • Coohomを試す場合は、Basicで操作感を見て、業務ではPro/Eliteの出力条件を確認する。


よくある質問

Q.引っ越し前に、家具が部屋に入るか確認できますか?

部屋の寸法を再現し、家具サイズを入れれば、配置後の余白や通路幅を確認しやすくなります。ただし、実際の搬入可否は、玄関、廊下、階段、エレベーター、建具寸法も別に確認してください。

Q.手元の間取り図をアップロードして3D化できますか?

Coohomは、間取り図画像やPDFのアップロード、AI認識による2D/3D化を公式に訴求しています。対応形式、認識精度、修正作業の有無は利用前に公式情報で確認してください。

Q.無料プランだけでどこまで試せますか?

Basic/無料プランは、操作感、間取り作成、家具配置、標準画質の確認に使える入口です。透かし、出力品質、商用利用、有料モデル、プロジェクト数は公式情報で確認します。

Q.Macで3D間取り案を作れますか?

ブラウザ型・クラウド型なら、Macユーザーにも検討しやすくなります。Coohomを使う場合も、推奨ブラウザと動作環境を公式ページで確認してください。

Q.リフォーム会社やICが業務で使う場合、何を確認すべきですか?

商用利用、画像出力、共有リンク、案件管理、チーム利用、既存CADとの役割分担を確認します。


まとめ

間取り作成ソフトは、無料か有料かだけで選ぶと失敗しやすくなります。家づくりの初期検討なら、作図のしやすさ、保存、共有を見ます。提案業務で使うなら、3D表示、画像出力、商用利用、修正のしやすさまで確認します。

2D図面は寸法を整理するために役立ちます。3D表示は、家具を置いた後の圧迫感や生活動線を伝えるために役立ちます。用途が違うため、どちらか一方ではなく、検討段階に合わせて使い分ける視点が必要です。

Coohomは、間取り作成、図面アップロード、3D化、家具・素材配置、パース、共有を一つの流れで扱いたい場合に候補になります。まずはBasicで操作感を見て、顧客提案に使う場合はProやEliteの出力条件、共同作業、商用利用を確認すると判断しやすくなります。